従業員インタビュー 菊池さん

「送って終わり」の仕事には戻りたくない。
菊地さんが選んだ、“数字”より“心”にゆとりを持てる場所

菊地さん

2024年入社 / 介護タクシー事業部
呉服問屋、印刷業界の営業・生産管理を経て、コロナ禍を機にタクシー・介護タクシー業界へ。
趣味はスキーと最近始めたウクレレ。

Q1. 前職は何をしていましたか?

「効率重視のドライな送迎。もっと『人』として関わりたかった」

直前は、別の会社で介護タクシーのドライバーをしていました。
その前は長く印刷業界で営業や生産管理をしていたんですが、コロナ禍をきっかけに
「一生なくならない仕事」
「これからの社会に必要な仕事」
として介護の資格を取り、この業界に飛び込んだんです。

ただ、前の職場はいわゆる「効率重視」でした。
システム的に割り振られた利用者を、A地点からB地点へ送って終わり。指名制度もなく、「誰が行っても同じ」というドライな環境でした。
もちろん、移動手段としてはそれで正解なのかもしれません。
でも、毎回違う人を乗せて、淡々と業務をこなす日々に、少しずつ「味気なさ」を感じるようになってしまって。
「これって、普通のタクシーと何が違うんだろう?」って。

 

Q2. なぜ山田建具を選ばれたのですか?

「『寄り添う』という想いに共感したから。ここなら、自分の理想とする介護ができると思った」

番の理由は、先に山田建具に入社していた前職の同僚からの紹介です。でも、ただの縁故入社ではありません。
前職の同僚が実践しようとしている「寄り添う介護タクシー」という考え方に、強く共感し、山田建具でそれができると確信したからです。

山田建具の介護タクシーは、一度きりの関係ではありません。
「行きも帰りも」「次回も」と同じドライバーが担当することが多く、利用者様との関係性が非常に濃いんです。
「あの方、前回は車椅子だったけど、今日は立てるようになったな」とか、その人の人生のストーリーに触れながら仕事ができる。
前の職場のような「点」の関わりではなく、「線」で人と関われる。
そこに惹かれて、「ここなら自分のやりたかったことができる」と確信して入社を決めました。

 

Q3. 今どんな業務をしていますか?

「運転だけじゃない。生活の“伴走者”として」

メインは介護タクシーでの病院や施設への送迎です。でも、運転だけではありません。
病院の中まで付き添って、受付をしたり、診察を一緒に聞いたり、薬を受け取ったり。時にはお買い物に同行することもあります。

最近では、地域の高齢者の健康づくりを支援する「百歳体操」のサポーターとしても活動しています。
あと、福祉用具のレンタル事業にも携わっていますね。
単なるドライバーという枠を超えて、地域の方々の生活全般を支える「何でも屋」に近いかもしれません(笑)。
でも、それが楽しいんです。

 

Q4. これからどんな働き方をしていきたいですか?

「自分も、周りも、楽しく。心にゆとりを持って地域に根ざしたい」

個人的には、このままここで長く続けていきたいですね。
「楽しく生きる」が私のテーマなんです。
自分が楽しくないと、利用者様にも優しくできないですから。

自分が不安定だと、運転も接客も荒んでしまう。だからこそ、自分の心に「ゆとり」を持つことを大切にしたい。
山田建具は、それが許される環境なんです。
地域に根ざして、顔なじみの利用者様と笑い合いながら、自分も周りもハッピーになれるような働き方を続けていければ最高ですね。

 

Q5. この仕事の魅力は?

「社内の“ギスギス”がないこと。人間関係のストレスフリーな環境」

正直に言うと「社内の人間関係がギスギスしていない」のが最大の魅力です(笑)。
前の職場や一般的な企業だと、どうしても売上目標だとか、「俺が一番だ」という競争意識で、空気がギスギスしがちじゃないですか。
山田建具には、そういうのが極端にないんです。

社長を含め、みんなが「どうすれば利用者のためになるか」を純粋に考えていて、変なマウントの取り合いがない。
「型にはまらない人」「臨機応変に動ける人」、そして何より「自分の正しさを押し付けない人」には、本当に居心地が良い職場だと思います。

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